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続自炊の教科書

料理の基本を紹介する「自炊の教科書」第2弾!  今回はご飯やパスタ、パンなどの「主食」をおいしく作る方法や上手な保存方法をご紹介します。今日からのごはん作りにすぐ役立つこと間違いなしですよ♪

Vol.5まとめて炊いていつでもおいしく
ご飯の炊き方と保存のしかた

春。初めてのごはん作りをスタートする人も多い季節です。何はなくともおいしいご飯が炊ければ、あとはシンプルなおかずだけで充分。ご飯を炊くのは炊飯器があれば大した手間もかかりませんが、シンプルなだけにちょっとしたコツでおいしさに差が出ます。「基本」をしっかり覚えて、毎日の食事を豊かな気分で食べたいですね!

最初の水はすぐ捨てるのがおいしさのカギ

米を洗いはじめる前に、米のまわりについた米ぬかを洗い流しましょう。ざるに米を入れてボールにセットします。水を注ぎ、米全体が水につかったら、すぐに引き上げ、きれいな水に取り替えます。最初の水には米ぬかが大量に溶け出しますし、米はぬれるときにいちばん吸水します。時間をかけていると、米ぬかの臭みのある水を吸収してしまいます。

5回くらい洗って水を替えればOK。吸水は10〜30分を目安に

水を取り替えたら、指先で大きな円を3〜4回描くように全体を混ぜ、水を取り替えます。この作業を5回ほど繰り返したら、水けをきって10〜30分おきます。水が完全に透明になるまで洗うと、米のうまみまで落ちてしまうので、写真のようにややにごっている程度でOK。水が透明にならなくても大丈夫です。しばらくおき、内部まで水分を浸透させますが、近年の炊飯器は浸水時間も含めて炊飯時間が設定されている機種も多いので、吸水時間は炊飯器の説明書を参考に。夏期は10分ほど、寒い時期は30分が目安です。

食べない分は小分けにして冷凍

食べきれなかった分は、保温モードで置いておくより、すぐに冷凍するほうがおいしさを保てます。1食分ずつラップで包み、乾燥したり、冷凍庫のにおいがつかないよう、冷凍用の保存袋に入れて凍らせます。3週間ほど保存可能。食べる際に電子レンジで解凍します。

荒木典子
教えてくれた人

荒木典子さん

料理家。荒木典子料理教室主宰。季節感を取り入れたシンプルでていねいな料理がモットー。和食を中心とした料理を教える。2017年からは季節の手仕事教室もスタート。

http://arakinoriko.com

監修・料理・スタイリング/荒木典子 撮影/宗田育子 取材・文/中村 円

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