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苦手を克服!

マチカド英会話レッスン

今や日本の津々浦々で外国人観光客が激増中! いきなり英語で道をたずねられてアタフタしたこと、ありませんか? 2020年の東京オリンピックへ向け、外国人とふれあう機会がますます増えると、より英会話力が必要に。「英語は苦手」なんていってる場合じゃありません! 今からマチカドレベルの英会話をマスターしておきましょう。教えてくれるのはアゴス・ジャパン専任講師の松園保則さん。さあ、カンタン気軽な英会話レッスン、開講です♪

監修/松園保則 取材・文/細谷あつ子 イラスト/フジモト・ヒデト

Lesson 4 シーン別 会話にトライ! 編 Part2

実践英会話Part2はコンビニやカフェ、レストランなどでの接客編。今後ますます海外からの旅行者が増えると、あなたが働くお店へもきっと外国人がやって来るはず。接客でマストなフレーズやワードなどのポイントを完全マスターしておきましょう!


シーン5 コンビニにて①

あなたが働いているコンビニに外国人のお客さんが来ました。お弁当を購入したので、温めが必要かきいてあげなくてはなりません。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

B
次のかた、どうぞ。こちらは温めましょうか?
A
はい、お願いします。
B
かしこまりました。それでは、しばらくお待ちください。

英語にすると……

At a convenience store ①

B
Next, please. Would you like it hot?
A
Yes, please.
B
Ok, wait a second, please.

ここは要チェック!

① Next, please.

次のお客さんへ声をかける慣用句
レジの順番が来た次のお客さんに声をかける場合の鉄板フレーズ。これに限らず接客で使う言葉は決まりきったフレーズが多いので、一度きちんと覚えてしまえばラクで便利です。

② Would you like it hot?

レンチンが必要かきくにはこう言おう!
お弁当などを温めるかどうかたずねるときには、このようにシンプルな言い方がおすすめ。ほかに「Would you like me to heat this up?」という言い方もあります。ちなみに「袋はご入り用ですか?」は「Would you like a bag?」でOK。

③ Wait a second, please.

お待たせするときはこのひと言を
道案内などでよく使うこのフレーズは接客でも大活躍。レンジでチンするなど何かで少し時間がかかるとき、黙ってお客さんを待たせるのでなく、この言葉を添えると親切です。


シーン6 コンビニにて②

コンビニでホットコーヒーを買った外国人のお客さん。セルフサービスのコーヒーのいれ方は、初めての人にはむずかしいので説明が必要です。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

A
あの、ホットコーヒーをお願いします。
B
かしこまりました。SとLのどちらになさいますか?
A
Sでお願いします。
B
かしこまりました。それでは、こちらで会計をしたあと、このカップをあちらのコーヒーサーバーに持っていってください。セルフ式になっています。
A
むずかしそうですね……。
B
よろしければ、使い方をお見せしますよ。
A
素晴らしい! ありがとう!

英語にすると……

At a convenience store ②

A
Hi, I'd like a hot coffee, please.
B
All right. Would you like a small or a large one?
A
A small one, please.
B
Ok. You can pay here at the register first. And then take this cup to the coffee server over there. It's self-service coffee.
A
That sounds difficult…
B
I can show you how to use it if you want.
A
Oh, that's great! Thank you very much!

ここは要チェック!

① I'd like a ~

注文をするお客さんが発する第一声
お客さんが注文をするときに使う決まり文句です。「I'd like a~」の次に目的語として、肝心な注文の品名が出てくるので、そこを注意して聞き取れるようにしましょう。

② Would you like ○○ or ××?

サイズなどを選んでもらうときに
「SサイズかLサイズか」など選択肢があり、相手に選んでもらう場合の質問のしかたです。これも定番的なフレーズなので、まるごと覚えておくのがおすすめです。

③ You can pay here at the register first.

「まずお会計はここで」と伝えるなら
会計はレジでして、コーヒーをいれるのはあちらのサーバーで。そのように少し手順が複雑な場合に、「まず、お会計はここでしてください」と説明してあげるためのフレーズです。

④ That sounds difficult.

相手がどう感じているかわかる!
「That sounds~」は「相手が言ったことに対してこのような印象を受ける」というニュアンスでよく使われる言葉。たとえば「That sounds good!」なら日本語で言う「それいいですね!」になります。

⑤ I can show you how to use it if you want.

この言葉で親切&スマートに手助けを
セルフ式コーヒーに限らず、何かの使い方がわからずに困っている外国人には、ぜひこう言って手助けしてあげたいもの。そのときのためにもマスターしておきたいフレーズです。


シーン7 カフェにて

あなたが働くカフェはレジで注文するセルフ式。そこへ観光客らしい外国人が来店。店内で飲食するか持ち帰るのかも要確認です。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

B
いらっしゃいませ。こんにちは。
A
こんにちは。ホットのカフェラテとチョコレートブラウニーを1つお願いします。
B
かしこまりました。カフェラテのサイズはどうなさいますか?
A
ミディアムサイズでお願いします。
B
ここでめしあがりますか? それともお持ち帰りになさいますか?
A
こちらでいただきます。
B
750円になります。
A
では、1000円で。
B
かしこまりました。こちらがお釣りです。お熱いので、お気をつけください。
A
ありがとう。
B
どういたしまして。ラテとブラウニーをお楽しみください。

英語にすると……

At a café.

B
Hello.
A
Hi. I'd like a hot café latte and chocolate brownie, please.
B
All right. For the hot café latte, which size do you want?
A
Medium, please.
B
Is it for here or to go?
A
For here.
B
That'll be 750 yen, please.
A
Here's 1000 yen.
B
All right. Then here's your change. Be careful. It's hot.
A
Thank you very much.
B
You're welcome. Enjoy your latte and brownie.

ここは要チェック!

① Which size do you want?

まず好みのサイズを選んでもらおう
シーン6の「Would you like ○○ or ××?」と同じく、サイズを選んでもらうための言葉。○○と××の2つから選ぶのでなく、S、M、Lなど選択肢が多い場合などに使えます。

② Is it for here or to go?

「店内か持ち帰りか」はコレ!
「店内か持ち帰りか」を意味する、これもカフェやファストフード店などでの鉄板慣用句! 逆に自分が海外旅行をしたときにも頻繁に聞くはずのフレーズなので、頭に入れておいて。

③ That'll be ○○ yen.

会計金額をきちんと伝えてあげて
「○○円です」と合計金額を伝えるときは「That'll be~」。750円なら「seven hundred and fifty yen」など金額を英語で言うのはむずかしいので、すばやく正しく言えるよう事前に練習しておくのがオススメ。

④ Then here's your change.

おつりを渡すときにこう言い添えて
「250円のお釣りです」と言ってももちろんOKですが、具体的な金額を言わなくても「これがお釣りですよ」と言えば十分親切な対応になります。他の場面でも応用が効くとても便利なフレーズなので、きっちりと押さえておきましょう。

⑤ Enjoy your latte and brownie.

楽しくなごやかな締めのひと言を!
会話の最後にいろいろ使える「Enjoy ○○!」。たとえば注文したラテとブラウニーを楽しんでほしいという気持ちをこめて、このように言うと明るくフレンドリーな会話になって◎。


シーン8 和食レストランにて

和食レストランで働くあなた。日本食に詳しくない外国人のお客さんには、料理の内容を説明してあげなければならないこともあります。

まずは日本語で……
A、B=海外からの観光客 C=あなた

C
いらっしゃいませ。ご注文はお決まりになりましたか?
A
ええ! とんカツ定食をお願いします。
B
私は写真のこれ。
C
かしこまりました。それはチキン南蛮定食ですね。チキン南蛮は、揚げた鶏肉を、お酢とタルタルソースでめしあがるものです。
A
いいですね! あとビールを2つ。
C
かしこまりました。ビールはすぐにお持ちいたしますか?
B
はい、お願いします。

英語にすると……

At a Japanese restaurant.

C
Hello. Are you ready to order?
A
Yes! I'd like a pork cutlet set.
B
I'd like this one in the photo.
C
Ok. That's a set with Chicken Namban, which is fried chicken with vinegar and tartar sauce.
A
Good! And two beers, please.
C
Sure. Would you like the beer first?
B
Yes, please.

ここは要チェック!

① Are you ready to order?

注文をとるときはこれでキマリ!
「ご注文は?」とオーダーをとるときの、お決まりのフレーズです。考えなくてもさらっと出てくるようにしっかりと覚えておいて。ほかに「Can I take your order?」も使えます。

② ~○○, which is~

「which」を使って説明してあげよう
やや難易度が高いですが、飲食店では覚えておくと役立つ表現。「~○○, which is~」と使うことで、「○○」という料理について「このようなものですよ」説明してあげることができます。

③ Would you like ○○ first?

相手の求めるものをたずねる便利表現
相手の要求についてきく「Would you like~?」は使いまわしがきく優秀フレーズ! ビールなどをすぐに(先に)出すべきか確認する場合は、このように「first」をつけてたずねて。


いつでもどこでも使える! 鉄板英会話

ではレッスンの最後に、シーンを問わずに使える会話をご紹介! 道案内のあとや写真を撮ってあげたときなどに、こんなちょっとした雑談をプラスして楽しめると、お互いにとって素敵な思い出になるはずです。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

B
どこから来たのですか?
A
フランスからです。
B
日本に来るのは初めてですか?
A
はい、そうです。京都に行く途中です。
B
いいですね! 素敵な旅を!

英語にすると……

B
Where are you from?
A
I'm from France.
B
Is this your first time in Japan?
A
Yes! I'm on the way to Kyoto.
B
Sounds great! Enjoy your trip!

ここは要チェック!

① Where are you from?

軽い雑談の最初に、お約束の質問
街で外国人と出会ったら、まず「どこから来たのかな?」と知りたくなるはず。そんなときは、「Where are you from?」が最適。おなじみのフレーズですが、使い勝手は抜群です。

② Is this your first time in Japan?

会話をさらに広げる定番フレーズ
こちらもまるごと覚えておきたい大定番のフレーズ。相手にとって日本が初めてでも、じつは2回目や3回目の来日でも、そこから会話が広がっていくはずです。

③ I'm on the way to~.

相手の目的地がどこかわかる!
「~へ行く途中」という意味の「on the way to~」。「I'm on the way to Tokyo station」「I'm on the way to The Tokyo Skytree」など、道案内ではよく聞くはずの表現です。

④ Sounds great!

「いいですね!」といっしょに喜んで
先ほどご紹介した「That sounds~」の省略版。「Sounds great!」なら、「素晴らしいですね!」の意味。「Sounds interesting!(おもしろそう!)」など、いろいろ使える楽しい言葉です。

⑤ Enjoy your trip!

最後にはぜひ笑顔で「Enjoy!」を
会話の最後を楽しく飾る万能の言葉、「Enjoy!」。それひと言だけでももちろんOKだし、「your trip」をつければ「素敵な旅を!」となります。別れぎわに、ぜひそう伝えてあげて。


松園保則
教えてくれた人

松園保則先生

英国ウォーリック大学大学院修士課程(英語教授法)修了。㈱アゴス・ジャパン専任講師。明治学院大学国際学部非常勤講師。これまでに訪問した国は33カ国。最新著書に『かなり詳しく学べるTOEFL iBTテスト スピーキング・ライティング演習編』(河合出版)。
http://www.agos.co.jp/
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