バックナンバー
苦手を克服!

マチカド英会話レッスン

今や日本の津々浦々で外国人観光客が激増中! いきなり英語で道をたずねられてアタフタしたこと、ありませんか? 2020年の東京オリンピックへ向け、外国人とふれあう機会がますます増えると、より英会話力が必要に。「英語は苦手」なんていってる場合じゃありません! 今からマチカドレベルの英会話をマスターしておきましょう。教えてくれるのはアゴス・ジャパン専任講師の松園保則さん。さあ、カンタン気軽な英会話レッスン、開講です♪

監修/松園保則 取材・文/細谷あつ子 イラスト/フジモト・ヒデト

Lesson 3 シーン別 会話にトライ! 編 Part 1

では、いよいよ会話にトライしてみましょう。Part1は、道案内編。駅や路上でよくありがちなシーン別に、基本的な会話を日本語と英語でご紹介します。覚えておくと便利なワードや応用のきくフレーズなど、重要ポイントも要チェック! 必ず英語で声に出しながら、学ぶようにしましょう。


シーン1 渋谷駅ハチ公前にて

渋谷のハチ公前を歩いていたら、海外からの観光客らしき人に声をかけられました。どうやら浅草へ行きたいようです。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

A
すみません、浅草に行くにはどうしたらいいか教えてもらえませんか?
B
もちろんです。簡単ですよ。銀座線だと渋谷から浅草まで直行で行けます。
あのビルの階段が見えますか? その階段を上れば、銀座線の改札がありますよ。
A
すばらしい! ありがとうございました!
B
どういたしまして!

英語にすると……

In front of the Hachiko Statue in Shibuya

A
Excuse me. Can you tell me how to get to Asakusa?
B
Sure! It's quite easy. You can take a direct train on the Ginza line from Shibuya to Asakusa. Can you see the stairs in that building? Just go up the stairs, and you'll find the entrance gate for the Ginza line.
A
Great! Thank you!
B
My pleasure!

ここは要チェック!

① Can you tell me~?

「教えてください」の定番フレーズ
道や電車の乗り換えなど何かを教えてもらいたいときに、よく使われる表現です。外国人旅行者からこう話しかけられることも多いはずなので、正しく聞き取れるように覚えておきましょう。

② Sure!

「もちろん!」と答えてあげよう
何かをきかれて教えてあげる場合の最初のひと言として、ぜひ使いたい言葉。すぐに乗り換えの説明をするよりも、こうしたつなぎの言葉があると会話がより気持ちよくスムーズになります。

③ You can take the ○○ line.

「(電車に)乗る」は「take」でOK!
「『電車に乗る』って何て言うのかな?」などとむずかしく考えなくても大丈夫。「take」でOKです。また、Lesson2で紹介したように、ここでは「have to」は避け、「You can take~」と言えれば充分です!

④ You'll find~

道案内でお役立ちの言葉「find」
「~を見つける」という意味の動詞「find」。これを上手に使って、「~すれば、○○がありますよ」「××が見えますよ」と教えてあげたいときに、「You'll find~」と言ってみましょう。

⑤ My pleasure!

感謝されたときの鉄板フレーズ!
「どういたしまして」と答えるときにおすすめの鉄板フレーズ。「役に立てて自分もうれしい」というニュアンスも伝えられる、気軽でいて、ていねいな言葉です。また「No problem」などを使ってもOK。

シーン2 池袋駅 山手線車内にて

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

A
すみません、ちょっといいですか?
B
ええ、もちろん。どうしましたか?
A
東京駅まではどのくらいかかりますか?
B
えっと……、ちょっと待ってくださいね。
A
ええ。
B
そうですね……、わかりました! 約25分かかります。
A
わかりました。あと、何駅目ですか?
B
えーと……、ここから12駅目ですね。
A
わかりました。どうもありがとう!

英語にすると……

At Ikebukuro station in the Yamanote lineーon the train.

A
Excuse me. Can you help me?
B
Yes, of course! What can I do for you?
A
How long does it take from here to Tokyo station?
B
Umm...give me one second, ok?
A
Sure.
B
Let's see...Ok! It takes about 25 minutes.
A
Right. And how many stops is it?
B
Well...twelve stops from here.
A
Got it. Thank you so much!

ここは要チェック!

① What can I do for you?

さらりとこう言えたら、かっこいい!
「ちょっといいですか?」と声をかけられたとき、「Yes」と答えるだけでなく、さらっとこう返せたら、とてもスマート! 何を手助けしてほしいのか具体的に知るためにも有効です。

② Umm...give me one second.

答えるのに時間がかかる場合はコレ!
所要時間などを調べるために車内の案内板を確認したり、スマホで検索したりして、少し時間が必要なときは、このひと言を。黙って相手を待たせるよりも、ずっと親切です。

③ Let's see / Well

場つなぎの言葉を用意しておこう!
「えーと……」といった雰囲気で、場をつなげる便利なフレーズ。特に「Let's see...」は、「今、調べているので、ちょっと待ってね」といったニュアンスもこめることができます。

④ It takes about ○ minute(s).

所要時間を教えてあげるときに必要
道案内では、どれくらい時間がかかるかきかれることも多いはず。そのときのために覚えておきたい表現です。同じくよくたずねられる「○駅目=○ stop(s) from here」も、ぜひマスターしておいて。

⑤ Right / Got it

こう言ってもらえたら話が通じた証拠!
「わかりました」という意味で使われる「Right」や「Got it」。教えてあげたことに対して相手がこう返してくれたらバッチリ! 相手が求める手助けをしてあげられたということです。


シーン3 有楽町駅改札にて

有楽町駅の改札付近で、海外からの旅行者が話しかけてきました。お台場へ行きたいのだけれど、路線がわからないようです。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

A
あの、お台場駅に行きたいのですが。
B
わかりました。まず3番線から山手線に乗って、新橋駅で降りてください。
A
新橋駅ですね?
B
そうです。そして新橋駅から、ゆりかもめ線に乗り換える必要があります。
A
そうですか……。ゆりかもめ線が見つかるといいのですが。
B
新橋駅で駅員にきいてみるといいですよ。
A
それ、いいですね! 助かりました!

英語にすると……

At the gate in Yurakucho station.

A
Excuse me. I'm trying to get to Odaiba station.
B
Right! First of all, take the Yamanote line on platform 3 and get off at Shinbashi station.
A
Ok, Shinbashi station, right?
B
That's right. And then, at Shinbashi station, you need to transfer to the Yurikamome line.
A
I see... I hope I can find the Yurikamome line there.
B
You can ask the station staff for help at Shinbashi station.
A
That's a good idea! Thanks for your help!

ここは要チェック!

① First of all / and then

乗り換えの順番をわかりやすく示して
「まず」という意味の「First of all」、「それから」を表す「and then」。こうした乗り換えなどの順番を示す表現を盛り込んであげると、案内がわかりやすく、より親切になります。

② take the ○○ line on platform △ and get off at ×× station

これが乗り換え案内の基本フレーズ
「△番ホームから○○線に乗って、××駅で降りる」という意味の定型フレーズ。駅での乗り換え案内ではとてもよく使う表現なので、このまましっかりインプットしておけば安心!

③ you need to transfer to the ×× line

「transfer」もマスト表現
「乗り換える=transfer」という言葉はぜひ覚えておくべき。さらに、「need to」を加えることで、「乗り換えの必要がありますよ」と注意を促すようなニュアンスが出せます。

④ You can ask the station staff for help.

駅員にもう一度たずねることをすすめて
乗り換えが複雑な場合、すべてを説明できそうになくて不安になることも。そんなときは、このように駅員などにもう一度確認するよう提案してあげると親切な対応になります。

⑤ Thanks for your help!

手助けのお礼としてお決まりのひと言
乗り換え案内や道案内をしてあげたとき、外国人がよく使うお礼の言葉。逆に海外旅行などで自分が使う立場になることも。そのときのためにもしっかり心にとどめて。


シーン4 新宿の高速バスターミナル、バスタ新宿前にて

高速バスターミナルのバスタ新宿前で、ガイドブックを手にきょろきょろしている外国人男性を見かけました。何か困った様子です。

まずは日本語で……
A=海外からの観光客 B=あなた

B
すみません、何かお困りですか?
A
そうなんです! 伊勢丹を探しています。
B
わかりました。この道をまっすぐ進んで、2つ目の信号で左に曲がってください。
A
わかりました! どうもありがとう!
B
どういたしまして。楽しんでね!

英語にすると……

In front of Busta Shinjuku (Shinjuku Expressway Bus Terminal). A man with a guidebook seems to be having some difficulties.

B
Erm, excuse me. Do you need some help?
A
Yes! I'm looking for Isetan.
B
All right. Go straight along this street, and then turn left at the second traffic lights.
A
Got it. Thanks for your help.
B
My pleasure. Good luck!

ここは要チェック!

① Do you need some help?

困った様子の人にはこう話しかけて
何か困っているような人がいたら、ぜひ自分から声をかけてあげたいもの。そのときベストなのがこのフレーズ。「Do you~?」と話しかけることで、相手も「Yes!」と答えやすくなります。

② I'm looking for~

この言葉が出たら相手には目的地あり
「look for~」は「探す」という意味でよく使う表現です。この場合の「Isetan」のように、次に続く目的語を注意して聞き取れるようにしましょう。

③ Go straight along~ / turn left at~

道案内では必須のヘビロテフレーズ!
「Go straight along ○○=○○をまっすぐ行って」も「turn left (right) at ××=××を左(右)に曲がって」も、道案内ではとても必要になる言葉。きっちり覚えておきましょう。

④ the second traffic lights

マチカドで役立つ英単語を覚えておこう
「信号」などおなじみのものでも、英語だとすぐに単語が思い浮かばないことも。信号は「traffic lights」。マチカド英会話で使うことの多い、こうした単語を覚えておくと心配なし! ちなみに「次の信号」は「the next traffic lights」といいます。

⑤ Good luck!

目的地をめざしている人にはこのひと言を
この場合のように目的地に向かおうとしている人などには、別れ際にぜひ、この言葉を。「スムーズにたどり着けるといいね」といったニュアンスがこめられて◎。ほかに「Take care!(お気をつけて!)」なども。


松園保則
教えてくれた人

松園保則先生

英国ウォーリック大学大学院修士課程(英語教授法)修了。㈱アゴス・ジャパン専任講師。明治学院大学国際学部非常勤講師。これまでに訪問した国は32カ国。最新著書に『かなり詳しく学べるTOEFL iBTテスト スピーキング・ライティング演習編』(河合出版)。
http://www.agos.co.jp/
INDEX

HOME