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苦手を克服!

マチカド英会話レッスン

今や日本の津々浦々で外国人観光客が激増中! いきなり英語で道をたずねられてアタフタしたこと、ありませんか? 2020年の東京オリンピックへ向け、外国人とふれあう機会がますます増えると、より英会話力が必要に。「英語は苦手」なんていってる場合じゃありません! 今からマチカドレベルの英会話をマスターしておきましょう。教えてくれるのはアゴス・ジャパン専任講師の松園保則さん。さあ、カンタン気軽な英会話レッスン、開講です♪

監修/松園保則 取材・文/細谷あつ子 イラスト/フジモト・ヒデト

Lesson1 心得&鉄板フレーズ編

外国人と英語で話すのが苦手な理由は人それぞれ。まずはそんなお悩みを解消しましょう。ちょっとした心得や困ったときに使える鉄板フレーズで、英会話がグッと楽しく身近になりますよ!

お悩み①
昔からとにかく英語が苦手! 「英語で話すなんて絶対ムリ!」だと思うし、外国人に話しかけられただけで緊張しちゃう。

心得1

心得1

おそらく相手も英語が苦手。だから完璧でなくてOK!

「外国人=金髪、青い目、英語圏」と思い込んでいませんか? じつは日本にやってくる外国人の8割以上は中国人や韓国人などのアジア系。つまり私たちと同じ、英語を母国語としない人たちです。「だから正しい文法でないと、美しい発音でないとダメ、と思う必要はありません。いわゆるブロークンでも、たどたどしくてもいいと心得て」と松園先生。「お互い英語が得意でない非ネイティブどうしと思えば、硬くならずにすむでしょう。『どちらも話せない前提』で、対等な気持ちで接してみてください。最初は緊張しても、3分も話せば慣れていきます。そんな機会を繰り返すうちに苦手意識が解消されて、英語圏の人ともためらうことなく話せるようになるはずですよ」。


お悩み②
困った様子の外国人を見かけると助けてあげたいと思うけど、何て話しかけたらいいのかわからなくて……。

心得2

心得2

基本的なフレーズを丸暗記して、すり込んでおこう!

自分から外国人に話しかけるのは勇気がいるもの。でも、もし自分が外国で道に迷ったとき、だれかが心配して話しかけてくれたら、とてもうれしいはず。だからぜひ、「お・も・て・な・し」精神を発揮して助けてあげましょう! そんなときのために基本的なフレーズを丸暗記しておくのがいちばん。とっさのとき自然に口を突いて出てくるように、繰り返し覚えてしっかりすり込んでおきましょう。

覚えておきたい鉄板フレーズ①

Do you need some help?
May I help you?

「May I help you?」のフレーズを知っている人は多いはず。もちろんこれも有効です。それ以上に、「Do you need some help?」も覚えておくと便利。どちらも覚えやすく、気軽なフレーズです。特に「Do you need~」は、相手が「Yes」「No」と答えやすいのでベターでしょう。また「What can I do for you?」といった表現もおすすめです。


お悩み③
外国人に話しかけられても、そもそも何を言ってるかわからないんです……。

心得3

心得3

わからないのは恥にあらず! 聞き返す勇気を持って。

日本人の多くは英語のリスニングが苦手。だから相手の言葉が聞き取れないことも多いはず。それを恥ずかしいと思わずに、きちんと聞き返す勇気を持つようにしましょう。「そのとき『何を言ってるんだろう? 困ったなぁ』という顔をすると、相手にも伝わってしまうもの。そもそも相手も知らない国に来て、何か困っている人です。お互いの緊張をほぐすためにも、できるだけ笑顔を心がけてあげてください」。

覚えておきたい鉄板フレーズ②

I beg your pardon?
Can you say that again?

どちらも、相手の言葉が理解できず、もう一度言ってほしいときに使えるフレーズです。勇気を持ってこう告げると、相手はもっとやさしい英語を使ったり、ゆっくり話したりしてくれることも多いでしょう。そうすれば、より聞き取りやすくなるはずです。


お悩み④
道を教えてあげたりして「Thank you」と言われても、すぐに気のきいた言葉を返せず、申し訳ない気持ちになります。

心得4

心得4

「My pleasure!」
このひと言でキマリです!

何かをしてあげた相手が「ありがとう」と感謝してくれたとき、こちらもぜひ「どういたしまして」と言葉を返したいですよね。そんなときにいちばんおすすめなのが「My pleasure!」。松園先生によれば、これは「『どういたしまして』という意味のフレーズのなかでも、相手から感謝されたことに対して『自分も役に立ててうれしい』という喜びを表せる表現」。道順や駅での乗り換えを教えてあげたりしたときに使うにはぴったりですね!

覚えておきたい鉄板フレーズ③

My pleasure!
You're welcome.
No problem!

「My pleasure!」はていねいなニュアンスの強いフレーズですが、カジュアルな場面でももちろんOK。一方、おなじみの「You're welcome」はていねい&カジュアル両方の場面で使えるポピュラーかつ無難な表現です。ちなみに強調したいときには、「You're very welcome」といったアレンジもおすすめ。また、「No problem!」も使いやすいフレーズで、まさに鉄板です。


お悩み⑤
つい言葉に詰まったり、どう答えていいのかわからなくて無言になっちゃったりするんですけど……。

心得5

心得5

会話の〈間〉を埋める便利な言葉をインプット!

言葉に詰まったり、会話に間ができたりすると、緊張が高まってしまうもの。そんなときに便利なのが、「えーと……」といったニュアンスのフレーズです。たとえば、「Umm(アンム)……」や「Let me see」など。頭にインプットしておいて、会話に間があいたときにはさみ込むと、お互いの緊張がほぐれます。

覚えておきたい鉄板フレーズ④

Umm……
Let me see.
Give me one second.

「えーと」といった意味の「Umm……」や「Let me see」を覚えておくと、とても便利。また話し始めに言葉がすぐに出てこないときは、「Well」「OK」「All right」などのひと言をまず発するのも◎。ひと呼吸おいて気持ちが落ち着くうえ、相手にも「OK、話すよ!」というサインを送ることができます。また駅で電車の乗り換えを教えてあげたくても自分ではとっさにわからず、スマホでルート検索したり、駅員さんに確認したりしたいことも。そんなときは黙って待たせるのでなく、「Give me one second(ちょっと待ってね)」とひと言添えると親切です。


松園保則
教えてくれた人

松園保則先生

英国ウォーリック大学大学院修士課程(英語教授法)修了。㈱アゴス・ジャパン専任講師。明治学院大学国際学部非常勤講師。これまでに訪問した国は31カ国。3月20日に最新著書『かなり詳しく学べるTOEFL iBTテスト スピーキング・ライティング演習編』(河合出版)発売予定。
http://www.agos.co.jp/
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