バックナンバー
「捨て女神(ビーナス)」が、あなたを救う!

捨てられないものを
捨てるコツ

「家の中はモノであふれ返っているのに、どうしても捨てられない……」とモヤモヤを抱えていませんか? そんなあなたに救いの手をさしのべるべく、「捨て女神(ビーナス)」が降臨します! アイテム別に捨てるときの心得から捨て方のコツまで、やさしく指南。女神のアドバイスで、部屋も心もすっきり輝くはずです。

監修/すはら ひろこ 取材・文/太田順子 イラスト/小迎裕美子

Part4「リバウンド対策」 編

部屋がすっきりしたあとに気をつけたいのが「リバウンド」。せっかく捨てたのに、いつの間にかまたモノが増えている……、という無限のループを断ち切りましょう! すっきりした部屋をキープしながら、リバウンドしないコツを伝授します。

リバウンドしないコツ①

『ワンイン・ワンアウト』の法則に従って買い物するのです……!

スペースができたからといって、新しいモノを買い足さないのがリバウンドを防ぐ最大の方法。1つ買ったら1つ処分する(=ワンイン・ワンアウト)くらいの決意が必要です。衝動買いやストレス買い、不要なまとめ買いなど、これまでの悪い「買い物グセ」を見直し、計画的に買い物をすることを心がけましょう。日ごろから洋服、日用品などの買いたいものを記した「買い物リスト」を作り、本当に必要かどうか、購入したら処分できるものがあるか考えて。処分するものの候補も同時にリストアップしておけばベスト。リストに記したものだけ買うように決めておけば、余分なものを買わなくてすみます。

リバウンドしないコツ②

すぐに使わないものは、決して買ってはなりません……!

セールや特売日のたびに、着ないかもしれない服や大量のストック品を買い込んだりしていませんか? 「いつか着る」「いつか使う」は購入する理由になりません。買い物するときに考えなければいけないのは、「買ってすぐ(もしくは近いうちに)使うかどうか」。すぐに使わないものは、必要のないものと考えて。大量のストック品は、場所をとるだけでなく、在庫管理の手間が増えます。死蔵しやすい洋服は、買ってきたらすぐタグを切って、明日から着られるようにスタンバイさせておきましょう。

リバウンドしないコツ③

モノの指定席を決めなさい。すべてはそこから始まります……!

きれいな部屋をキープするには、モノの「指定席」を決めることが最重要。使ったら必ずもとの場所に戻すクセをつけましょう。片づける場所が決まっていなくて収納スペースに無計画に詰め込んでいると、必要なものがすぐに見つからず、また新しいものを購入してしまったり、無駄に買い足したりしがち。また「指定席に入りきらないものは処分する」というルールを決めておけば、つねに適量をキープすることができます。

リバウンドしないコツ④

あなたに課せられた最終使命は、『未練ボックス』を葬り去ることにあります……!

どうしても捨てられないものを「未練ボックス」の中に入れて保管しますが、これはあくまで一時保管用。この箱がどんどん増えていくようなら未練ボックスの意味がありません。保管した年月日を大きく記入し、1年後に必ず再点検を。それでもなお手放せないものがある場合は、さらに2年後といったぐあいに自分で期限を決め、その後は潔く処分しましょう。中に何が入っているか思い出せないボックスは、中身を見ずにそのまま処分する方法も。

家族のものはどうしたらいいの?

夫や子ども、親など、家族のものを片づけたい、処分したいと思ったときはどうすればいいのでしょう? 大切なのは、きちんと会話をしながら、少しずつ片づけを進めていくこと。あなたにとって不要に見えるものでも、相手にとっては宝物かもしれない、ということを心に留めておいて。

家族のものを片づける心得

勝手に捨てない
他人のものを勝手に捨てるのは、絶対にNG! 家庭内トラブルのもとになります。必ず相手の意思を確認して。
相手の価値観を否定しない
「これいらないよね?」「こんなものを集めてどうするの?」「全然使ってないよね?」などと頭ごなしに言い放つのもダメ。相手の持ちものを否定することは、その人の価値観を否定することになります。
「捨てる」「捨てない」は本人が決める
「これはどうする?」「こうしたほうが使いやすいかな?」などと会話をしながら、最終的な決断は本人にしてもらいましょう。無理に捨てさせようと思うほど、相手はかたくなになってしまいます。

すはら ひろこ
教えてくれた人

すはら ひろこさん

整理収納アドバイザー認定講師、一級建築士、インテリアコーディネーター。整理収納、建築、インテリアと幅広い知識を持つ〈収納環境プランナー〉として活躍中。豊富な経験に基づいた片づけ術に定評あり。個人や企業へのコンサルティングをはじめ、雑誌、テレビ、WEBなどメディア出演多数。著書・監修書も多く、人気講師として各地でセミナーも開催している。近著に『無印良品でつくる心地よいキッチン』(エクスナレッジ)など。
http://ameblo.jp/ceiline/

HOME